第10章 遊びに行こう!
及川と岩泉が葵のクラスに着く。
「葵ちゃ~ん!」
及川が呼ぶと葵が気付き
鞄を持ち立ち上がった。
葵は及川と岩泉の所に行き
「お迎えまで来てもらって、ありがとうございます!」
とお礼を言った。
それを聞いた二人は
「岩ちゃん聞いた?お礼言われたよ!」
「こんな事でお礼言われたらビビるわな。」
ビックリしつつも
及川は
「イイコだね~。」
と葵の頭を撫でた。
葵は元々頭を撫でられるのは嫌いじゃないので及川に頭を撫でられ嬉しそうにしていた。
及川は頭を撫でながら
(可愛いなぁ~。)
ニコニコしていた。
岩泉はそんな葵の反応を見て
(嫌がってねぇじゃん。何で及川と二人で遊びに行くのが嫌だったんだ?)
不思議に思った。
「さてと、出掛けますか!」
及川は二人に声をかけ、
学校を後にした。