第28章 大好きを伝えたい
授業も終わり放課後
今日は月曜日の為部活は休み。
葵は国見に声をかける前に一呼吸して緊張をほぐす。
「国見くん、一緒に帰りませんか?」
葵は帰り支度をしている国見に声を掛けた。
「うん。澤村さん、帰ろっか!」
国見はいつものように返事をした。
校門を出てすぐに
「国見くん、えと…今日お話したい事があるんです。何処かに寄っていきませんか?」
葵は緊張しながら国見に話した。
(俺に丁寧語使ってるし…やっぱり今日は澤村さんおかしいな…)
「それなら俺ん家に寄っていかない?」
普段と少し違う葵に不思議に思いながら国見は提案した。
「あっ、じゃあ国見くん家にお邪魔させて下さい。」
二人は国見の自宅へと向かった。