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月島蛍くんの思うところ。
第4章 Anytime.[☆]
……なんで、そんな表情するんだ。
僕はもう、お手挙げだった。
彼女に触れただけで、身体が一気に熱を帯びる。そして、彼女が漏らす甘い声が、それを加速させるのだ。
「誘ってるの?すごいいやらしいんだケド。」
『誘ってないっ……!恥ずかしい、だけ……』
真っ赤な顔でそう言う彼女は、ふるふると首を横に振っている。
……そんな、顔されたら。
やめられなくなる。
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