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月島蛍くんの思うところ。

第3章 火照るりんごの見る夢は。








「寝たままで……こんな状態でこういうこと言うのも変だと思うけど」



ぼそ、とそう呟いた月島くんは、頭の上まで布団をかぶる。

私は、頭で理解するのに数分はかかってしまった。



……なんせ、本気で信じられなかったから。










彼も同じ気持ちだったなんて。

想像もしていなかったから。






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