• テキストサイズ

月島蛍くんの思うところ。

第1章 君ノ背中。[☆]







唇が触れた瞬間、彼女の身体はびくんっと反応する。


もしかして……




「これがはじめて?」



彼女の顔を覗き込めば、全身でそう訴えてるようにしか見えなかった。
そして顔を真っ赤に染めてコクコクと首を縦に振っている。



『恥ずかしくて、心臓壊れちゃう……っ』



潤んだ瞳でそう言われれば、男の理性なんてたやすく吹っ飛んでしまうだろう。

そのまま彼女の腰と頭の後ろに手を回し、濃密なキスに切り替えていく。






『……ん………………んんっ、ふ……ぁ』




自分の舌で彼女の口内を侵す感覚。

舌を絡ませる度に、ビクビクと反応する身体。


それを視覚で満喫するたび、ゾクゾクと背中にいい快感がはしった。
それが心地よくて、何度でも貪るように彼女を求めてしまう。




/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp