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月島蛍くんの思うところ。

第1章 君ノ背中。[☆]







……公衆の面前でそういうこと言う?


告白される時のドキドキというものが全く感じられない。それを実行するにしてもムードというものがなさすぎる。



「誰か知んないけど、僕そういうの興味ないから」



まぁそれ以前に、恋愛とか面倒くさい。
そう言って断った。

彼女を横目で見ると、俯いて少し落ち込んだ様子だった。けれどすぐにニッコリ笑うと


『そっか!聞いてくれてありがとう』


と言って、そそくさと教室から出ていったのだった。




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