第9章 特訓
その後…
母さんから、
母方の祖父からもらったネックレスをもらったんだ。
ケイト「でもこれ、大事なものなんじゃ!!」
ソフィア「頷く)でも…」
ケイト「でも?」
ソフィア「あなたの方が、大事だから^^」
殺せんせー「うあああああああああああ!!!;
なんて家族愛!!;なんて想い!!!;
ケイトさんの家族なだけはあります!!;
おぉ~いおおいおいおいおいおおいおおいおおおおい」
…泣き過ぎて変な奇声出してる殺せんせーは置いといて;」
渚「置いとくの!?;」
ケイト「うん^^;
とにもかくにも
そのおかげで、大事なものを取り戻せた。
哀しみに押しつぶされて
見落としていた、大事なもの…
本当の意味で、護り抜くために邁進し続ける!
それが…私の
小さい頃から変わらない、私の信念だ!(微笑」
握った左拳を、左胸へ叩きつけながら
堂々と叫ぶケイトに
殺せんせー「ううっ;
あなたのような人ばかりなら、
この腐った世界もきれいに見えるはずだっただろうに;」
ケイト「竜馬…;
こんな世界でも腐って無い者はいるんだよ!!
見落とさないで!!(半泣き」
寺坂「何で俺が悲劇のキャラみたいになってんだ!!;」
ケイト「だって助けてくれた後
『お前は何も、悪いことしてないだろうが!!』
って悲痛な声で叫んでくれたじゃんかああ!!;」
寺坂「うるせぇ!;っつうか黙れ!!;」
騒がしいことになってきたな;
まあ…
こういう心掛けがあるからこそ
その力によって傷付く人は、劇的に減る。
そういう精神を持つ者たち…
それこそが、真の風月流なのだろうな(微笑)
カルマ「じゃあさ、ケイト。
お礼にキスしてハグしてくれない?皆の目の前で(悪魔笑い」
ケイト「人殺しーッ!!//;
恥ずかしさで殺すつもり!?//;(ぼんっ」
茅野「まあまあ;」
渚「とりあえず落ち着いて;」
殺せんせー「わぁ~ん!!!!;(涙」
烏間「やれやれ…
まだまだ、学べることは多そうだな(溜息」
そんな騒がしい光景に、自然と笑みがこぼれる。
そうして…
中村「烏間先生!;殺せんせー止めて!;」
ケイトへハグしようとするバカを止めに行く。
こんな生活も…悪くないかもしれないと
駆けつける中、俺はふと思った(微笑)