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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第8章 テストの時間




殺せんせー「俺たちには
暗殺があるからいいや、と考えて

勉強の目標を低くしている。


それは、劣等感の原因から目をそむけているだけです!」


殺せんせーがぐるぐる回ることで、

大きな風が生まれ、E組の生徒に襲いかかる。


殺せんせー「もし先生がこの教室から逃げたら?

もし殺し屋が先に、先生を殺したら? 


暗殺というよりどころを失った君たちには、

E組の劣等感しか残らない!


そんな危うい君たちに、先生からのアドバイスです。


『第二の刃を持たざる者は…暗殺者の資格なし!』」


殺せんせーが起こした竜巻は、本校舎でも見えていた。

理事長(派手なことを…)


殺せんせー「校庭に雑草やでこぼこが多かったのでね。
手入れしました」

凄い雑草だらけだった場所が
グラウンドとして、ちゃんと見えた。

殺せんせー「先生は地球を消せる超生物。
この一帯を平らにするなど、たやすいことです。

もしも、君たちが自信を持てる第二の刃を示せなければ
先生に値する暗殺者は、この教室にいないとみなし

校舎ごと平らにして、先生は去ります」

渚「第二の刃!? いつまでに?」

殺せんせー「決まっているでしょう。

明日です。明日の中間テスト、
クラス全員・50位以内をとりなさい」

そのありえない条件に生徒たちは驚く。

殺せんせー「君たちの第二の刃は、先生が既に育てています。

本校舎の教師たちに劣るほど、
先生はとろい教え方をしていません。

自信を持って、その刃を振るってきなさい。

ミッションを成功させ、笑顔で胸を張るのです。

自分たちがアサシンであり、E組であることに」



そうして授業は終わり

次の日へと移行していくのだった…

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