第8章 テストの時間
朝
鉢巻をした何人も分身した殺せんせーが…
殺せんせー「始めましょうか!」
そう言う先生に思わず、固まるE組
皆『いや、何を?』
殺せんせー「学校の中間テストが迫ってきました」
殺せんせー「そうそう、そんなわけでこの時間は
殺せんせー『高速強化テスト勉強!を行います!』
殺せんせー「先生の分身が一人ずつマンツーマンで
苦手科目を徹底して復習します!」
殺せんせーは一人一人に勉強を教え始める。
そんな気合十分の殺せんせーに対し…
寺坂「くだらねぇ。ご丁寧にはちまきとか…
!?
っつうか、何で俺だけナルトなんだよ!;」
渚(殺せんせーはどんどん早くなっていると思う。
国語7人、数学8人、社会3人、理科4人、英語4人…
ナルト1人;
クラス全員分の分身なんて、
ちょっと前まで4、5人くらいが限界だったのに…)
そう思っていた直後…
ぐにゃんと、殺せんせーの頭がゆがんだ
渚「うわぁ!?;」
殺せんせー「急に暗殺しないでください!カルマくん。
それ避けると残像が全部乱れるんです!」
渚「意外と繊細なんだ、この分身。
でも先生、こんなに分身して体力もつの?」
そう聞くと、
殺せんせー「ご心配なく。
一体、外で休憩させていますから(微笑」
と同時に見えたのは
横の校庭で
寝そべりながら本を読んでる殺せんせーの残像だった;
渚「それむしろ疲れない!?;
(この加速度的なパワーアップは
一年後に地球を滅ぼす準備なのかな…
何にしても、殺し屋には厄介なターゲットで…)」
殺せんせー「と、ここまでわかりましたか。渚君」
渚「はい。
(テストを控えた生徒には心強い先生だ(微笑」
ケイト(絶対勝つ!!
風邪ひいて休んだ分、取り直してやる!!!!(燃))
殺せんせー「そうそう。凄いじゃないですか!^^
ではもう少し範囲を広げて…
君のことだから、大学レベルまで行ってみましょうか」
渚「一人だけ範囲飛び出てない!?;」