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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第6章 風月流の時間




殺せんせーが立ち去った後

それを確認してから、尋ねだした。

渚「でもさ…エネルギーをもとに物質を生み出すって

どう考えても不可能だと思うんだけど…;」


ケイト「それがさぁ…

私たちの一族は
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)を祀ってるんだって」

渚「え?

日本書紀に、一番最初に出てくる創造神?」

カルマ「へえ。

それって、どういう理由で?」

ケイト「ここの山

結構古くってさ、初代の頃=飛鳥時代からずっとあって

自然も動物も護るために、風月流が編み出されたんだって。


この壮大な山を…

昔のままに護り続けるのが、私たちの役割だ。


先代たちが、そうし続けてきたようにさ…


山の奥には踏み入ってはならないってされてたけど

祠(ほこら)があってさ…


吸い込まれるように意識が無くなって…

気付いたら
『エネルギーをもとに創造』ってのが出来るようになってた。

って言っても

使おうと意識しないと無理なんだけどね」

カルマ「それ…戦いで使おうとは思ったことないの?」

ケイト「やだよ。

正々堂々と勝負したい!」

渚「本当…

凄いの連続ばっかりだよね;」


殺せんせー「授業始まりますよ~!!」


三人『はぁ~い!』


渚(カビの生えた迷信って

ビッチ先生が言ってたのは、そういう意味でだったんだ;)


そうして…

各々、学び取ることがありながらも

授業へと戻っていくのでしたとさ…

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