第5章 大人の時間
ビッチ「まず正確な発音が違う!
あんたら
ケイト以外の日本人は、BとVの区別もつかないのね!
正しいVの発音を教えてあげるわ。
歯で下唇を噛む、ほら!」
そう言われ、生徒達は言うとおりにする。
ビッチ「そうそう。
そのまま1時間過ごしてれば、静かでいいわ(微笑」
全員『(何なんだ、この授業は!(怒り』
それに対し、全員が怒りの表情を隠せなかった。
英語の授業が終わった後、
ビッチ姉さんは烏間先生に呼び出される
烏間「怪しい3人組を呼び込んだそうだな。
そんな計画は聞いてないぞ」
烏間にそう言われ
ビッチ「あぁ、腕利きのプロたちよ。
口は堅いし、私に惚れて無償で手足になってくれる。
仕込みは完了。今日やるわ」
そんな時、殺せんせーが帰ってきた
ご所望のインドのチャイです、と嬉しそうに
ビッチ姉さんにそう言う殺せんせー。
ビッチ「午後のティータイムに欲しかったの!
それでね、殺せんせーお話があるの。
5時間目、倉庫まで来てくれない?」
殺せんせー「お話?いいですとも。
5時間目、いやぁ困っちゃいました//」
5時間目の体育がスタートし、
殺せんせーとビッチ姉さんが
どこかへ行くのを見かける生徒達。
「おいおい、マジか。
2人で倉庫にしけこんでいくぜ」
「なんか、がっかりだな、殺せんせー。
あんな見え見えの女に引っ掛かって」
ケイト「…なんか違う感じがする」
渚「?違うって何が?」
ケイト「…少なくとも、暗殺は失敗するってこと。
あの過信が、命取りだ」
カルマ「へぇー。
ま、ケイトが言うのなら間違いなさそうだよね」
ケイト「…まず、対殺せんせー用の武器を信じてなさそう。
そりゃ、自分愛用の武器があれば
それに頼るさ。使い勝手もよく解ってるから。
けれど…
それのみに依存し続け、効かない相手に使うのは自殺行為だ。
止めに入るべきかなぁ;」
カルマ「いいんじゃない?ほっとけば。
第一、本人曰く「邪魔すれば殺す」らしいしさ」
で…
数分後…
一人の叫び声が、響き渡った…