第29章 アメリカの時間
その時、言おうとした言葉↓
「何言ってんだよバカ!!!///
恥ずかしいじゃんか!!!!////
どっちにしろ死んだって離さないよ!!!!!////」
だが…
言わずとも、それらは全て伝わっていたようで…
カルマ「うん。
そう思ってくれて、俺も嬉しいよ^^//」
そんな爽やかスマイルに対し
真っ赤を通り越して
ケイトの頭から、蒸気が溢れ出ていった…;
茅野「サウナみたい;」
渚「あってるけどあってないよ!;」
茅野「え!?;それどっち!?;」
渚「いや;
たとえはあっているけど、実際はそうじゃないって意味で;」
その直後…
カルマ「だからさぁ…
俺、ケイトを縛り付けたいって思うんだよねぇ・・
二度と、俺の傍から離れないようにさァ(キラーン」
そう言いながら
どこからかガムテープを取り出し
伸ばしながら、じりじりと歩み寄った…
渚「やめてあげてカルマ君!!;」
茅野「そうだよかわいそう!!;」
ケイト「そうだそうだ!
お風呂もトイレも一緒なのに
これ以上一緒だと恥ずかしさでとけちゃうわ!!;」
渚&茅野『ええ!!!??;』
その直後、二人はそろって
ケイトの方へ、凄まじい勢いで向いた。
ケイト「え?…
あ…人は溶けないか^^;」
渚「いや、そこじゃなくて!!;」
茅野「お風呂もトイレも!?・・;」
カルマ「何言ってんだか(溜息)
所詮、その前で待ってるだけじゃん。
カメラ構えながらさ(にや&ぎらーん」
ぎらぎら目を光らせながらカメラを構えるカルマ…
その姿は…
どこか狂気まで含んでおり、凄まじく怖かった;
『ぎゃあああああああああ!!!!;』
その直後…
凄まじい追いかけ合いが始まると同時に
邪魔にならないよう、ものが壊れないよう
周りの人たちは、必死になって動き続けていた…;
茅野「ストップストップ!!;
今抱き着けばいい話じゃない!!;」
渚「ちょっと!;壊れるって!!;」
ぎゃーぎゃー…
そうして…
マイアミ国際空港に着いたのは
それらの騒動が、ちょうど終わってからだった…