第5章 大人の時間
そうして
5限目の体育の授業に入る前にわかった
殺せんせーの新たな弱点…
先生の弱点⑤
おっぱい
でれでれな殺せんせーと
新たな先生の紹介が終わり、
授業へ…
順調に授業は進んでいったのだが…
「授業?
あぁ、各自適当に自習でもしてなさい。
それと、ファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる?
あのタコの前以外では先生を演じる必要もないし、
イェラビッチお姉さまと呼びなさい」
カルマ「さぁ、どうすんの?ビッチ姉さん」
ビッチ「略すな!」
カルマ「あんた、殺し屋なんでしょ?
クラス総がかりで殺せないモンスター、
ビッチ姉さん一人でやれんの?」
ビッチ「ふっ、ガキが。
大人にはね、大人のやり方があるのよ。
潮田渚ってあんたよね?」
すると
渚にビッチ姉さんはキスをし、
それを見たクラスの皆は、思わず叫んだ
ケイト(初対面でキスって…;
外国人ならではだなぁ…;)
ビッチ「後で教員室へいらっしゃい。
あんたが調べた奴の情報、聞いてみたいわ。
その他も有力な情報を持っている子は話に来なさい!
いいことしてあげるわよ。
女子には男だって貸してあげるし、
技術も人脈も全てあるのがプロの仕事よ。
ガキは外野で大人しく、拝んでなさい。
あ、そうそう、後
少しでも私の邪魔したら、殺すわよ」
渚(気絶するほどうまいキス。
従えてきた強そうな男たち。殺すという言葉の重み…
彼女はプロの殺し屋なのだと実感した。
でも、同時にクラスの大半が感じた事、
この先生は嫌いだ)
そして英語の授業中ー
彼女は殺しの作戦を立てていた。
ビッチ(未知の生物を殺す仕事は初めてだけど、準備は万端。
坊やに情報を喋らせたしね)
ビッチ姉さんはちらりと渚を見て、ウィンクする。
それ見て、ぞわっと鳥肌が立つ渚。
そして思い返されるのは、先程のやり取り…