第24章 夏休み
渚「だから、大丈夫だよ(微笑」
キューイ「きゅぅ…
(そうだったんだ…」
中村「って言うより食べようとしないでよ;」
キューイ「きゅぅ~;
(ごめんなさい~;」
中村「分かればいいわよ^^
あんた可愛い顔してるじゃない(微笑」
そう、首を垂れるキューイ(全長4.3m)に対し…
その頭を撫でる中村に対し
僅かにだが、キューイは頬ずりをした…
カルマ「俺はケイトの未来の夫だし」
キューイ「きゅ!?;
(え!?;」
そうして…
カルマ「うわぁ~。
お前、意外と泳ぎ早いじゃん(微笑」
キューイ「きゅぅきゅぅきゅぅきゅぅ~!;
(ごめんなさいごめんなさい許して許してぇ~!;」
カルマ「えー?
ごめーん、聴こえなーい(にや」
泳ぐキューイに、カルマは乗せてもらっていた…;
茅野「いいなぁ…;」
磯貝「おいカルマ!;
反省してるんだから、許してやれよ!!;」
カルマ「んー。
そうしたいのはやまやまだけどさぁ…
こいつ、ケイトを殺そうとした奴食べたらしいし」
ケイト「?違うよ?
殺そうとした人を、気絶させただけだよ。
こんなでかい図体だから、逆に恐れられてバンッ!
でもって、ナイフも何もかも弾き飛ばして
追い詰めたら、失禁して気を失ったんだって。
で…
それを防衛省が連れてってくれたんだよね。
烏間先生には、最初の時から伝えておいたし。
逆に、何を食べるのかとか
住まいの状況だとか、一緒に色々調べたりとかしてたし
その後、犬を触らせるって言う条件付きで」
矢田「ここにいる犬って言ったら…
もしかして、ニホンオオカミ!?」
ケイト「ん?
ここには、30頭近くいるぞ?」
『え!!??』
ケイト「追われて、ここまで来たらしい。
ってことで保護してんだ。内緒だよ?」
杉野「って言うよりもさぁ…;」
前原「誰も信じねぇよ、きっと;」
皆『うんうん;(二度頷く』
で…
カルマ「それだったら
そうだって言えばいいのに(微笑」
そう微笑みながら、キューイの頭を撫でて許すカルマと…
キューイ「きゅーっ^^♪」
とても嬉しそうに、頬ずりしながら鳴くキューイだった…
その後…
エサやり体験、ニホンオオカミ版が始まった…