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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第22章 期末の時間




そんな所に…

殺せんせー「流石にA組は強い。

5教科総合7位までは、ケイトさんを除いて独占。

ケイトさん以外の
E組の総合は片岡さん、竹林くんの同点8位が最高でした。

当然の結果です。


A組の皆も負けず劣らず、勉強をした。

テストの難易度も上がっていた。


怠け者がついていけるわけがない」


後ろからそう話し始める殺せんせー

カルマ「なにが言いたいの?」

殺せんせー「『余裕で勝つ俺、かっこいい』とか思ってたでしょう?

恥ずかしいですねぇ~(にや」


カルマ「ぐっ////(真っ赤」

それに対し、カルマは顔が真っ赤になった


それと時を同じくして

場面が変わり、理事長室


浅野学秀 総合491点 学年1位

理事長「個人総合1位キープおめでとう、と言いたい所だが、

何やらE組と賭けをしてたそうじゃないか。


そして、その賭けに君は負けた。


全校中に話が広まった以上、

E組の要求はそう簡単に断れないよ。


どうする?学校が庇ってあげようか?」


理事長の言葉に不快そうな顔をして、それを断る

浅野「結構です」


理事長「私の事を首輪をつけて、飼ってやるとか言ってたね。

ありもしない私の秘密を暴こうとしたり、
よく言えたものだね。


同い年の賭けに勝てない未熟者が…」

理事長の顔がめっちゃ怖い…。


浅野「くっ」

理事長の言葉に物凄く悔しそうにする浅野


その頃、カルマと殺せんせーは…

殺せんせー「先生の触手を破壊する権利を得たのは、

中村さん・磯貝君・奥田さん・ケイトさんの四名。


暗殺においても賭けにおいても、

君は今回何の戦力にもなれなかった。


わかりましたか?


やるべき時にやるべきことをやれなかった者は

この教室では存在感を失っていく。


刃を研ぐことを怠った君は、暗殺者じゃない。


錆びた刃を自慢げに掲げた、ただのガキです」


そう言われ、真っ赤なままのカルマは

つつかれていた殺せんせーの触手を払い、

その場を去ってしまった。

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