第21章 ビジョンの時間
そんな笑いながら話す光景に
渚(僕らは…殺し屋だ(微笑)
けれど…
暗殺者とは違って、一人じゃない。
こんなに頼もしい仲間がいる(微笑))
そう微笑んで思いながら
とても嬉しそうに微笑み合う皆。
想うことは同じようで…
とても、嬉しそうに…
岡野「まず、バック転で1回でしょ?
で、両足回し蹴りで4回。
普通に横薙ぎにする回し蹴りと
相手を直接蹴り上げる蹴りとを
組み合わせながら適確にやるんだって^^
相手の防御とか、対応を見るのを
決して忘れないこと。
もし、読まれていたら
すぐ体をひねりながら、後ろへ下がっていき
間合いを取ること。
読まれていたら
それと同時に、相手にやられる可能性が高いからって」
『なるほど…』
そうして…
互いに、互いが教わったことを話しだした
殺せんせー「ほお。
生徒一人一人にあわせ
その一人にあった戦法を教えていたとは…
流石ですねぇ(微笑」
そう感心する殺せんせーだったが
カルマ「いつも
あんたが皆にやってることだけどね、殺せんせー。
一人一人にあわせた
一番のやり方でって所が、完璧なんだよ(微笑」
そう微笑みながら
普段、殺せんせー自身がやってることを言った…
ケイト「っ…//」
渚「なんか、呼吸荒くなって無い?」
茅野「心なしか、頬も赤いような…;」
岡島「なんかエロイな//(キラキラ」
なんか一人だけ反応が違う!!;
その後…
カルマ君から聞いたんだけど…
ベッドに寝かせると
そういった症状はなくなって
ちゃんと落ち着いて、眠っていたらしい…
だけど…
その次に待ち構えている、大きな関門は
その暗殺者の影を、容易く隠していたんだ…
ケイトちゃんが
僕らに、あることを隠そうとしているのを…
皆にも、見抜けさせないほどに…