第20章 水泳の時間
次の日…
朝
ケイト「どうしたの?カエデ
こんな朝早くに呼び出して。学校に」
そう言いながら、校舎前に立つケイト。
茅野「えっとね…
ケイトちゃん…
一昨日の試練で、あぁ言ってくれたでしょ?
何があろうがって…」
ケイト「うん。言ったな」
茅野「だから……
私も、言わないとって…思って…」
顔を軽くゆがめながら呟く茅野は…
とても、痛々し気で…辛そうだった…
ケイト「…無理に言わないでいいよ(微笑」
その頭を、そっと撫でながら…ケイトは呟く
茅野「!」
ケイト「思い出すのが、辛いことだってある。
無理に言わなくていい。
ありのままのカエデでいい。
カエデ…
好きにしていいよ(微笑」
茅野「ジワッ)…っ;(涙)
優し過ぎだよ;ケイトちゃんは;」
そう、涙を流しながら手で拭う茅野。
ケイト「…そんなことない。
失って…後悔してばっかりだ…」
そう言いながら…
痛々し気に、顔を歪めながら…
泣きじゃくる茅野を、ケイトは抱き締める…
そうして気付けば…
渚「何やってるの?」
カルマ「もしかしてレズ?」
ケイト「何言ってんだバカ!!//;」
渚「そういえば…
前の時、風呂場でもませてとか聞こえたような気が…;(汗」
茅野「違うから!!
ただ単に感触が気になっただけで!!
私達の仲だから
特別にさせてもらっただけだから!!!//」
渚&ケイト『どんな仲!?・・;』
ちなみに、・・は白目だったり
目が点のことを表しますので、あしからず^^;
カルマ「まあいいんじゃあい?
最初にケイトのをもんだのは俺だし(にや)
眠っている間に
抱き着いたケイトの胸を少しだけね(にやにや」
渚&茅野&ケイト『何やってんの!!!;』
ケイト「まったく;
そういうことばっか言ってくるんだから;(溜息)
…皆」
『?』
ケイト「ありがとう…
こんな私のために、あんなに必死になってくれて(微笑」
そういうケイトに…
皆は