第18章 異変
7月2日(木)
E組の教室…
そこには
普段通りの、元気なケイトがいた…
カルマ「ねえ、休んだ方がいいんじゃない?」
ケイト「やなこった。
それより…
私のナイフケース、名前だけなんだよね…
何書こう…」
奥田「好きなものをかけばいいのでは…」
ケイト「そうだね。じゃあ」
その直後…
『何でカルマとバスケットボール!!??;』
ケイト「好きだから」
カルマ「へぇ。
じゃあ、俺のにも書いてもらおうか^^
ケイトを♪」
ケイト「いいよ~^^」
杉野「すげぇな。写真みたいだ」
中村「ケイト、私にも書いてよ!(微笑」
茅野「私も私も~^^」
盛り上がる皆に対し
ケイト「しょうがないなぁ~^^//(デレデレ」
後ろ頭をかきながら、困った顔でいながら
すっごく嬉しそうにデレデレし、書き続けた。
渚「良かった…
大丈夫そうだ(微笑」
ケイト「私、写生と
中央の軸から二点を繋げて
遠近法の立体図をかくのだけは得意だったんだよね(微笑」
菅谷「へぇ~。
やっぱりすごいな、この影とかマジリアル!」
ケイト「その代わり
それ以外の美術はさっぱりだ!(キラーン」
渚「そこ自慢げにいうとこ!?;」
茅野「そういう所、ケイトちゃんらしいよね^^」
カルマ「ホント…
心配なんて、ばかばかしいって感じられることばっかして…
^^」
そう、ワイワイと喜びに
楽しそうに、笑顔に包まれる中…
寺坂「けっ」
一人、気に食わなさそうな人がいた…
殺せんせー「HRを始めます。
皆さん、席について下さい」
そうして…
授業は何事もなく進んでいった…
だが…
授業開始から30分後…
ケイト「ドクン!)
っ…//
(やばい…また?;(汗」
カルマ「ケイト?」
再び、激しい動悸に見舞われ
めまいも起こり、呼吸もままならなくなり…
殺せんせー「では渚君。
この問題を解いて下さい」
渚「はい」
そう渚が立ち上がる中…
一人の生徒が…立ち上がる…