第15章 番外編:GWの時間
ケイト「実はさ…
じっちゃんが、実験台にされる前…
『大丈夫。
必ず帰って来るよ。
ばっちゃんと一緒に…(微笑』
そう言いながら
ばっちゃんを連れ去った、病院の人たちの下へ
じっちゃんは行ったんだ…
大丈夫(微笑)
大丈夫だよ^^
そう言いながら…
治すためって言って、連れ去った人たちは…
血みどろの死体にして、送り返してきたんだ…
人間は…嘘つきだ…
すぐ、ばっちゃんを治すって言ってて…
本当は、裏で人体実験をしてた…
ばっちゃんが…
力を宿したのを知ってて、だから実験台にして
そんでもって…
その力を受けたらどうなるかを
じっちゃんで実験してっ!
殺しといて…
それで…
医療が発展した『未来』のために、必要な研究?
ふざけるなよっ」
そう言いながら、拳を震わせていた…
茅野「あ…
(もしかして、地雷を踏んだ?」
ケイト「…」
そう思って、ケイトちゃんを見ると…
ケイトちゃんは、涙目になって
拳を振るわせながら握ってて…
とても、痛々しい表情をしていた…
茅野「あの…ケイトちゃん」
ケイト「はっ)いやっ。大丈夫だよ」
ごしごしと目をこすりながら
強引に、笑顔を見せた…
それでも…
とても、苦しそうで…
とても、痛そうな顔だった…
私は…
そんなケイトちゃんを
変わらずに、受け入れることぐらいしかできなかった…
で…
その後、渚とカルマ君と合流して
二階で買ったとってもおいしいヨーグルトと
下で買ったわらびもちとかを、一階で食べながら
話していたんだ…
そして…
その理由が解るのは…
殺せんせーが教えてくれた時だった…