第15章 番外編:GWの時間
渚「ふあぁ~」
温かい日差しの中、僕は伸びをしながら
ベッドから体を起こした。
今、僕らはケイトちゃんの家に泊まっている。
というのも…
5月1日、学校…
ケイト「なあなあ、渚!カエデちゃん!
私の家に泊まりに来ない?
カルマと二人っきりだとさ…
なんか、色々と不安なもので;
頼むよ、この通り!;(両手あわせる」
渚「え?いいけど…
予定とか、いろいろ大丈夫なの?」
ケイト「大丈夫だからお願い!!(お辞儀)
それに…
家とかで、皆と一緒に遊びたいし…
友達とかと
そういう経験、今までなかったし…//」
頬を染め、
恥ずかしそうに顔をそらしながら言うケイトに
茅野「可愛い!^^)いいよ~!^^」
渚「即答!?;)!!;」
即答する茅野と、驚く渚。
カルマ「へぇ~。
俺ってそんなに信用ないんだ?
じゃあさ…
同じベッドで、
どういう目に遭わせてあげようかなぁ?(にやにや」
ケイト「ごめんなさいごめんなさい
許してぇ~!!!;」
渚「半泣きしてる…;)
えっと…
じゃあ、僕も泊まってこうかな」
ケイト「ぱぁ)ホント!?(キラキラ」
渚「うん^^
僕も、そういう経験初めてだし(微笑)
(主に、家に縛られてたからなぁ^^;」
そうして…
今日、5月2日に
ケイトちゃんの家で、目覚めたんだけど…
階段を下りて
1階の洗面台まで歩くと…
ケイト「く~く~」
通り道の
リビングの2人用ソファーで寝てる
ケイトちゃんの頭が見えた;
無防備だなぁ…;
まあ、信頼の証なんだろうけれど…;
カルマ君が見たら、どういう風に…
って一緒に寝てる~!!!??;
その左隣に見えたのは
ケイトちゃんの肩に頭を乗せたまま眠り続ける
カルマ君だった…;
茅野「あ、渚。
おはよう~^^」
そんな時、
茅野が廊下からやってきた。
洗面台で、顔でも洗ってたから来たのかな?
渚「あ!;おはよう、茅野。
えっと…
なんでこうなってるの?;」
茅野「さあ?
私が起きて降りて来た時には、こうなってたよ」
渚「なんで…
2人用のソファーで、肩にもたれ合いながら…?;」
茅野「さあ?;」
二人が起きてきたのは…
その30分後だった。