第1章 始まり
椚ヶ丘中学校
3年E組
4月
赤羽カルマの停学がとけた日
時を同じくして、転入してくる者がいた…
殺せんせー「はい!
皆さん、そろいましたね。
今日は、授業の前に…
3年A組からの転入生を紹介したいと思います!」
『ええっ!!??(いきなり!?;』
その中…
A組からだから
E組のことを見下してるんじゃと
E組の人たちの大半が思い
緊迫とした雰囲気が流れていました…
殺せんせー「皆さん、騒がない!!
今廊下にいるんですよ!!??;(汗」
中村「しつもーん!(挙手」
殺せんせー「なんですか?中村さん」
中村「誰なんですか?男?女?」
殺せんせー「ぬるっふっふっふっ。
それは、来てからのお楽しみです!
ではどうぞ!!転入生さん!!」
そう叫んだ直後、扉が開き…
「わー//」
「女の子かぁ」
「ショートなんだ」
「凛々しい顔してるなぁ…」
各々が思う中…
その人は…教卓へ…
ずさあーーーーーーっ!!!!
『思いっきりずっこけた!!!!??;(驚』
歩み寄ろうとして、盛大にスライディングしました;
殺せんせー「あわあわ)ああああ;
大丈夫ですか!?;ケイトさん!;
(今ここで抱き起こせば
女子生徒たちからセクハラだと言われてしまう!!;
それだけは断固!回避しなくてはっ!!!(滝汗」
心中、どうでもいいことを考える殺せんせー
「な…」
それに対し…
渚「な?」
「何で…
いきなり場面が平和になってんだーッ!!;」
『平成と昭和が混ざってる!!!;』←なぜか言いたいことが解ってる
全員『…(きっと…
平成の机だと思っていたら
何でいきなり昭和のになっているんだって
言いたかったんだろうなぁ…;』
そう皆が察しながら見守る中
真っ赤になりながら
顔を両手で押さえる、女子生徒…
あっという間に…
緊迫とした雰囲気が、ほぐれた瞬間でした…