第12章 もう一人の転校生
女大部屋
ケイト「皆で一緒に、最後の想い出づくり…
そういうの初めてだなぁ^^♪
今まで、そういうのに
付き合ってくれる人なんていなかったし…
よぉ~し!修学旅行の想い出作りといえば!!)
皆!枕投げしよう~!!(拳振り上げる」
『はあ…;(ズーン』
ケイト「何で沈んでんの?(きょとん」
中村「あんたねぇ…;
考えてもみなさいよ;
好きでもない男と
何で同じ部屋で寝なきゃいけないのよ!!;」
茅野「流石に
こういうイベントはちょっとねぇ;」
速水「枕投げして遊んでる場合じゃない」
原「確かに遊びっちゃ遊びだよね;」
片岡「それより、
どうやって男子共に
何の目も向けさせることなく、眠らせるかよ」
ケイト「へぇ~。
皆、男子と一緒に寝たくないんだ…
ん~。
事情話して、
目を向けさせないようにするにしても難しいし…
どうせなら気絶させた方が…)
あ!^^(手を打つ」
岡野「何か思いついたの?」
ケイト「うん!
枕投げと、安眠を手に入れる方法がさ!^^」
茅野「何々?どうやればいいの?」
ケイト「枕を持て!!立ち上がれ!!!
男どもを気絶させてから眠るぞーッ!!!!」
『…
ええーっ!!??;』
茅野「それでうまくいくの!?;」
ケイト「いくさ…
まず、男達を全員気絶させて眠らせる!
そして…
布団に横にならせた後で、ゆっくりと寝る!
その方がいいだろ!^^」
片岡「なるほどね…」
ケイト「ってことで!
女子たちよ…我が元へ集え!!
その手の枕と共に、安眠を手に入れるため!!!
私たちの安らかな夜を護るため!!!!
男子たちへの常日頃の恨みを、この枕へ!!!!!
全てを懸けて、男子どもを打ちのめさん!!!!!!
立ち上がれぇーっ!!!!!
安眠の名のもとにィーっ!!!!!!(枕掲げる」
『おぉーっ!!!!!!!(枕掲げる』
そうして…
問題の大部屋へと、出陣する女子たちであった…