第11章 転校生の時間
その後、国語(現代文)の授業がスタートする。
始まった直後、考えていた…
ケイト(大丈夫なんだろうか…;
機械ってことだから
インプットされたように動くことは解る…
それを作ったもの=『親』からすれば
こっちの授業なんて、どうでもいいと思っているはず。
つまり…
もしも、授業中でも構わず撃たれたりしたら…
授業に全くならないんじゃ…;)
そう考え込むケイト
カルマ「何考えてるの?悩み事?」
ケイト「いや…実はさ…」
そして思ってたことを呟くケイト。
カルマ「んー。可能性としては否めないね」
ケイト「でしょ?大丈夫なのかなぁ;」
その不安が実現するかどうか、定かではない。
だが…
8時57分まで『は』、普通に授業が進んでいた。
ケイト(よかった…
ただの考え過ぎだったみたいだ(微笑))
微笑みながら、自律思考固定砲台を見るケイト。
茅野「でも、どうやって攻撃すんだろう?」
渚「何が?」
茅野「固定砲台って言ってるけどさ。
どこにも銃器なんてついてないよ?」
渚「うーん、たぶんだけど…」
渚が言いかけると、
突然
自律(略)が動き始め、中にあった銃器を出した。
渚「やっぱり!!」
杉野「かっけー!」
ケイト「動いた!!;」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ところ構わず、自律(以下略)は弾を発射し始めた
殺せんせー「ショットガン4もん。機関銃2もん。
濃密な弾幕ですが、
ここの生徒には当たり前にやってますよ。
授業中の発砲は禁止です!
にゅ(最後の弾をチョークで弾く」
全部避けきった殺せんせーがそう言うと、
自律「気をつけます。
続いて、攻撃準備に入ります」
ケイト「結局、攻撃するつもりじゃんか!;」