第10章 修学旅行の時間
神崎「あの…
巻き込んで、ごめんなさい!(お辞儀」
ケイト「?何が?(きょとん」
渚(そこ聞くのッ!?;(白目))
カルマの腕からはずれ
顔を出しながら尋ねるケイトに
内心ツッコむ渚。
神崎「だって…
そのせいで、頭を…」
目を伏せながら
申し訳なさそうに言う神崎に対し
カルマの腕から抜け、神崎に歩み寄りながら
ケイト「何言ってるんだか(溜息)
それよりも…
神崎が無事で、本当によかった^^」
そう、心から満面笑顔を見せ
ぽかんとして返事をしない神崎を抱き締め
嬉しそうに、その頭を撫でていた。
神崎「…っ;(ジワッ)
ありがとう(涙」
その笑顔に安心し
涙を浮かべる神崎に対し
ケイト「怖かっただろ?
安心して、泣いていいよ^^」
そう続ける…
茅野「ケイトちゃん…私も~!(半泣き」
ぎゅぅ~!!
ケイト「よしよし^^」
そう再び、撫でるケイト
奥田「あの、私も!」
同様に撫でながら微笑み
結果的に…
渚「なんか…泣きついちゃってるね、女子たち」
杉野「ケイトも女なんだけどな;」
殺せんせー「そういう魅力がありますからね。
春の時だって、傍にいるだけで安心して
グーグー授業中に寝られた時は先生、本気で泣きました;(しくしく」
渚「今も泣いてるじゃん!;」
カルマ「でもまあ…解る気もするなぁ。
居心地いいし、抱き心地もよかったし(微笑」
渚&杉野『え!?//』
殺せんせー「…カルマ君(赤怒り)…
そんなふらちなことは…
やったらダメと
何回言わせるんですか!!??(ぷんぷん」←触手タコ踊り中
カルマ「え?
なに勘違いしてるの?
今、『抱き締めた心地』に関して言ってるんだけど…
もしかして…
殺せんせー、エロい人?(にやにや)
へぇ~。
そういうこと考えないと生きてけないんだ~
生徒に対して、そういう目を向けてたんだね~(悪魔笑い」
殺せんせー「にゅやっ!?;そういうわけでは!;」
カルマ「だったらさぁ…
今ここで証明してみせてよ」
殺せんせー「大人をからかうんじゃありません!!;」
渚「あははっ^^
(そうして笑い合う僕らは
今、この瞬間が
とても嬉しくて、心地よかった…
そして…
ずっと…こんな暗殺教室にいたいと、心から望んでいた」