第10章 修学旅行の時間
グランド
体育の授業の後
烏間「知ってのとおり、
来週から京都に二泊三日の修学旅行だ。
君らの楽しみを極力、邪魔したくはないが
これも任務だ」
修学旅行での暗殺の任務を依頼されるE組。
片岡「ってことは、あっちでも暗殺?」
烏間「その通りだ。
京都の街は学校と段違いに広く、複雑。
しかも、君たちは回るコースを班ごとに決め、
それに付き合う予定だ。
スナイパーを配置するには、絶好のロケーション。
既に国は、狙撃のプロを手配した。
成功した場合、貢献度に応じて
100億の中から分配される。
暗殺向けのコース選びを、よろしく頼む」
その後の休み時間
ケイト「修学旅行のこと…すっかり忘れてた!;)
どうしよう…;(ズーン」←悩みまくってる。
そんな中…
渚「修学旅行の班か…。
カルマくん、同じ班になんない?(微笑」
渚はカルマを誘うと
カルマ「ん?オッケー(微笑」
カルマはOKの模様。
杉野「えぇ?;大丈夫かよ、カルマ。
旅先で喧嘩を売って問題になったりしねぇよな?;」
杉野が心配そうにカルマに言うと…
カルマ「へーきへーき、
旅先のケンカはちゃんと目撃者の口も封じるし。
表ざたにはならないよ(悪魔笑い」
にやりと笑って、写真片手に言った。
杉野「おい!やっぱ、やめようぜ!
あいつ誘うの!;(白目」
渚「うーん。でも気心しれてるし…;(苦笑」
カルマ「で、メンツは?
渚くんと杉野と、茅野ちゃんと…」
茅野「あ!奥田さんも誘った」
カルマ「6人班だから、
あと一人女子いるんじゃね?」
杉野「えへへーん、
こういう時のために、大分前から誘っていたのだ!
クラスのマドンナ、神崎さんでどうでしょう!」
茅野「異議なし!」
渚(神崎さんは目立たないけど、クラスの皆に人気がある。
彼女と同じ班で、嫌な人なんていないだろう)
神崎「よろしくね、渚くん^^//」
渚「う、うん//」