第3章 君の鼓動を感じていたいけど・・・。
変わらへん…ってどういうこと?
錦戸亮が言った言葉の意味がわからなかった。
誰かと間違えてるんかな?ほな、ボロ出る前にはよ教えたらな!
「あのー、なんか勘違いしてるみたいですけど、私は錦戸さんにお会いするのは初めてですよ?」
結局強引におんぶされるはめになって、ベットに向かう途中で勘違いを教えてあげた
亮「そっか、ごめん。顔とか声とか身長とかなんか雰囲気が似てたから間違えたんか・・・。」
「たぶん。あっ!でも実は今日はライブではお会いしましたよ~」
亮「あ、ライブ観に来てくれてたんや?」
「はい、娘が錦戸さんのファンなんで♪」
亮「娘さんがみえるんや?ってか、その錦戸さんってやめて?亮でいいし。」
よいしょっ、っとベットに下ろしてもらって腰を下ろした
「(なんちゅーデカイベットなんや…!?いる?一人のためにこのデカさ。)」
錦戸さんが冷蔵庫に氷を取りに行ってくれて、冷やせるようにして手渡してくれた
「亮、なんていきなり呼べるわけないじゃないですか?(笑)んじゃ、亮ちゃんでもいいですか?」
「…。」
「…?馴れ馴れしかった?」
「あ、いや、ちがう!亮ちゃんでいいよ。えーっと・・・」
「絢華って言います」
亮「絢華・・・?誕生日はいつ?」
「え?11月3日やけど・・・」
誕生日を聞いた瞬間、亮ちゃんの顔色が変わった
今にも泣き出しそうな亮ちゃんの顔・・・
「亮ちゃん・・・?」
グイッ・・・
体を亮ちゃんの方に思い切り抱き寄せられた・・・
あまりの事に驚いて持ってた氷が床にちらばる
「亮ちゃ・・・
亮「ごめん、しばらくこのままで・・・」
なぜ、だろう?
あなたが泣きそうだったからかな?それとも…伝わってくる鼓動の音をもう少し聞きたかったのかな?
どうしても、手を振りほどけなかった・・・。
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