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ストロベリー症候群

第2章 運命の歯車なんて言葉を僕は信じたくなかったよ・・・







このホテルは玄関ロビーから天井まで一気に吹き抜けになっている。部屋を出てすぐの手すりに身を乗り出して下を見ると・・・























「おーい♪」






















手を大きく振りながらヘラヘラしてる大倉くんの顔が確認できた



















「なにしてるの…?」




私は誰にも聞こえないくらい小さな声で呟きながら、とてつもなくよくわからない状況に呆然とした。






よく見ると大倉くんのジェスチャーが変わっている




















「えっ?降りてこいって、こと?」






また、一人で呟きながら
体はすでにエレベーターに向かって小走りに走り出していた。


































「そんな、走らんでも逃げへんで?(笑)」







深く被った帽子の下からニコニコ笑ってる大倉くんが確認できた






「なに、してるの?」





キョトンっとして状況掴みきれてない私に彼はさらに優しい言葉と表情で言った・・・






























「会いたかってん」
























なにかが喉の辺りまで込み上げてくるのを感じて
私はとっさにいちごの顔を思い出した。






















‘一人で生きていくってあの日決めたじゃないか’

























頭をそれが過った瞬間、気持ちにキューブレーキがかかった。






















「そうやって、いっつもいっつも人をからかわないで、今や国民的アイドルが(笑)」






「国民的アイドルは嵐やろ?(笑)」




















ごめんね?
いつも大倉くんにそんな悲しみを押さえ込むような顔をさせたいわけじゃないんだけど
























私の存在は



貴方をいつか傷付ける





そんな気がしてならないの・・・・














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