第16章 名前で呼びたくありません!
「やめてって言うわりには感じすぎ」
倉石くんはそう言って中にある指の動きを早くしてくる。
濡れた中で音が出始めてクチュクチュって音が耳に響いてくる。
『ダメ……くらい、くんっぁぁ…イッちゃ…、ぅ』
だけど指の動きは止まらない。目に涙がたまって視界が変になる。
っあー!もっ……いっチャう…
するとピタリと指の動きが止まって指を抜いた。
『っ、えっ?』
思わず変な声を出してしまう。口が開いたまま倉石くんを見ると悪魔のような笑みを浮かべる。
「イかせるかよ、」
『なんで…』
それからは中を触ってほしくてたまらない。だけど全然触れてこない、触れてきたとしても太腿を撫でるだけ。