第13章 倉石 翔
『フフ〜ンフフ〜ンン』
今日の私はすこぶる機嫌がいい、なぜなら……朝ごはんが豪華だったからなのだ!ちなみに朝ごはんは、トーストにスクランブルエッグにハムとトマトサラダ!
「美希、鼻歌歌ってんなよ…キモいぞ」
『あっ、たっくん、昨日振りだね、』
私が鼻歌を歌ってると話しかけてきたたっくん。
「今日転校生来るらしいぜ…男だっけ? 詳しくは分かんないけどな」
転校生か?男の子か…だけどこの時期に転校生なんて変だな…?
「テメェら!席つけ2秒だぞー!…おい、入れ!」
荒っぽい口調で入ってきた担任は誰かを呼んだ
「失礼します……初めまして、倉石翔です これからお願いします。」