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時と光と風の中で

第9章 冬休みがやってくる!!~冬の中の最高の思い出~


そして冬休みがやってきた。今頃キューピッドとアマイモンはテスト勉強に励み、再試を受けていることだろう。
さて、ケンタウロスとディオ、ウンディーネは学校の外出許可を頂いて(ここでは本当に許可をもらってますよ)ゴブリンらと街に繰り出していた。
「外に出てみると冬って感じするね。」
ケンタウロスが嬉しそうに外に出た。
「やあね、悪魔の城でも外に出た時に雪が積もっていたでしょう?」
ケンタウロスの言葉にウンディーネが笑顔で返す。
「そうだったね。」
ケンタウロス達がいない間はゴブリンが分身の術を使って対応していたが今は元の姿に戻っているためゴブリンンは1体だ。
「みなさん、これからどこへ連れて行ってくださるのでしょうか?」
ゴブリンがみんなに聞いた。
「勿論、出店に行くわよ。演劇も見に行かなくっちゃね。」
ウンディーネに続きみんな駆け出して行った
この日は”レーナイア祭”と言うお祭りが開催されている。こちらはギリシアのアテナイで行われていた祭りの1つである。ガメリオン月の12日(1月末ころ)に市内で祝われ,喜劇や悲劇が上演された。毎年5日間にわたって盛大に祝われ,前6世紀後半から悲劇,前5世紀初頭から喜劇の競演が始められ,劇場も整備されていった。第3に,〈レナイアLēnaia〉とも呼ばれるディオニュシアがあり,やがて他の多くの都市へも,劇の競演を伴うディオニュシア祭が普及してゆく。…アッティカ暦のガメリオン月の12日(グレゴリオ暦で1月末ころ)に、喜劇や悲劇の競演と伴って催されている。そしてお祭りとだけあって普段は市場である場所に様々な出店が立ち並んでいた。
「すごいなあ。」
みんなは感心しながら出店の中を歩いて行った。
出店の中は賑わっており様々なお店が期間限定で出店していた。そして今日はお祭りとだけあって歌の合唱も行われていた。
「お祭りの時だけなんて少し残念だな。」
ケンタウロスの言葉にみんな頷いた。



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