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初恋
第1章 気持ち
:「おはよー♪」
窓際に固まる友達にカバンを振り回しながら挨拶したのが不味かった。
私の手から勢いよく離れたカバンが宙を舞って全開にされた窓から出て行く。
:「危ない!」
誰かが叫んだ時、ドサッて音と何人かの女子の悲鳴と、誰か男子の
:「オイ!!藤ヶ谷!大丈夫か!!」
と言う声。
慌てて声のする方へ走る。
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