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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第8章 イケナイコト @ 黒尾鉄朗×α





「おい黒尾…って、いないのか?」


「遙さんに会いに行くって言ってましたよね…」


「ったく…ほんとどーしようもねぇな。」


「まぁ仕方ないですよ!」



夜久とリエーフの声がする。


そんな危機的状況の中で、黒尾は肌蹴た胸に顔を埋めて息を潜めている。


鼻息が当たり、とてもくすぐったい。


思わず声が出そうになる。



「しゃーねぇな、先にやってるか。お前今日レシーブ練三倍な。」


「えぇっ!?夜久さんそれはないですよ…」


「黒尾が見つからないからイライラするんだ。」


「理不尽(´;ω;`)」



そう言いながら二人は保健室を後にする。



「やーっと行ったか…じゃあまぁ、ゴムないけどヤるか。」



黒尾は遙の上に馬乗りになって、不敵な笑みで遙を見下ろした。


『…中に出さないでね。』


「おや?乗り気じゃないですか?」


『うるさいよ…』



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