第7章 お前を守るのは(後編) @ 国見英×β
「うわ…キスだけでこんなに濡れちゃうの?」
既にぐしょぐしょになったそこを、国見の指が弄ぶ。
少し一点を攻めるだけで、遙の中は締まってしまう。
『やっ…イっちゃう…英…』
「…イく前に挿れていい?」
お互いの熱い視線が絡み合う。
遙がゆっくりと頷くと、国見の掌が遙の頬を撫でた。
そのまま、触れるだけのキスをする。
「…優しくする。」
そう言って国見は、自身のソレに避妊具を被せ、遙のそこに当てがった。
「…大丈夫?」
『ん…英だから…平気…』
「もう…そういうこと言わないで。恥ずかしい。」
赤くなった国見は、遙の反応を気にしながら、ゆっくりと奥に挿れていく。
『んっ…ああっ…』
「きっつ…痛い?」
『だいじょ…ぶ…』
「動くよ?ここ掴まってて。」
そう言われると、遙は国見の背中に腕を回した。
だんだん動きが速くなっていき、遙もだんだん漏れる吐息を抑えられなくなっていく。
『やっ…英…んっ…』
「…何?痛い?」
『ううん…やっ…イく…!』
「んっ…やば…あっ…」
そうして二人同時に達し、国見はゴム越しにその欲を吐き出した。