• テキストサイズ

ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第4章 背中をさする @ 赤葦京治×β





「薬、ちゃんと飲んだ?そろそろ来るんじゃないの?」



昼休み、1人で勉強していた遙の前の席に、赤葦が座ってきた。



『…きたら、飲むかな。』


「きたらじゃ遅いでしょ。襲われたらどうするの。」


『今飲ミマス。』



そう言って錠剤を飲む遙。



赤葦は飲み終わって満面の笑みを見せる遙の頭をくしゃっと撫でた。




『…なに?』


「今日、家泊まる?」


『部活ないの?明日…。』


「オフみたい。」


『じゃあ…泊まる。』



そう言うと赤葦は優しく頭を撫でて自分の席に戻っていった。


/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp