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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第2章 守らせてよ @ 及川徹×α




1度目の発情期の間に、遙は何度泣いたことか。

ひたすらに自慰を続けなければ気が収まらない自分が、惨めで、みっともなくて、情けない。


父も母も、遙を気遣ってくれているのか、怒ることが少なくなった。

そのことも遙の傷を抉っていった。


1度目の発情期が終わり、1週間ぶりに学校へ行くと、雅や部活の先輩にとても心配をされた。


大丈夫です、ただの風邪ですと笑顔で応えていると、及川と目が合った。


あんなことがあってから、及川には余計近づけなくなった。

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