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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第2章 守らせてよ @ 及川徹×α




「…Ωは発情期になると、αを惹きつけるフェロモンを出すっていうの、知ってる?」


静かな声で及川は喋り出す。


『…はい。』

「俺今、遙ちゃんおぶってるけど、俺もすごい体熱い。」

『…1人で帰れますよ。』

「道中で別のαに襲われるかもしれないでしょ。」


そう言って及川は遙を家まで送り届けた。

母に遙がΩだということを伝えて、抑制剤を貰いに行くように伝える。


遙の母の目には、零しきれない涙が溜まっていた。

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