第3章 みんな集合ですよ!アホ部部長がお呼びです……!
謙也「誰も嬉しないわ!」
『ゴールデンレトリバー先輩、可愛いので飼わせてください!』
謙也「やかましわ!」
四天宝寺はなんだかんだ笑いの線があっている様子で皆和気あいあいです。
跡部「お前ら静かにしろ。それで、部員の他にはマネージャーを2人用意してある。氷帝から苗字名前。そして青学から藍沢詩花だ。何かわからない事や、頼みごとがあれば学校関係なくマネージャーを頼るようにしろ。俺からは以上だ。今日の所は各自、部屋常備品のチェックや荷物整理をしておけ。後は自由にしてていいぜ。明日からはハードな練習が続くから、明日に備えておくんだな…以上だ」
跡部の掛け声とともに皆が散らばる。
『んー…跡部部長話が長いな…校長先生並に』
開始してから20分前後経っている。
私からしてみれば長いと思う。
白石「名前ちゃんは跡部と仲良さそうやな」
『気のせいです…!お父さんみたいでうるさいくらいですよ?』
跡部「アーン?うるさいとは…どうゆうことだろうな?」
『げ。アホ部部長…あ、やべ…口滑った』
跡部「アホって…お前に言われたくねぇがな…?」
真顔で私を見てくる部長が凄まじく怖い。
流石は氷のエンペラー星人。
『ご、ごごごめんなさぁぁぁい!!』
その視線に耐えきれずにその場から逃げ出した。
まるで先ほどのゴールデンレトリバー先輩の様に。
これから部屋の常備品チェックをしたり、荷物整理をしたりしなきゃなと考えながら廊下を歩く。