第2章 ひまわりみたいな彼。[黒バス・黄瀬]
私さくらは
キセキの世代の一人
黄瀬涼太と同じクラス。
私の親友
真由は黄瀬くんのファンクラブに
入っている。
私にはよく分からない。
まぁ。
黄瀬くん
顔はカッコイイと思うけど
それだけって
イメージが強い・・・。
(あれか、
やっぱ世の中顔なのか。)
自分で言って
少し落ち込む・・・。
私も
告白はされたことはあるが、
タイプじゃない。
はぁ。と
一人ため息をつきながら
黒板を消す。
今日は日直。
そして
掃除当番・・・。
(なんでかぶるのよ!!)
心のなかで
叫ぶ。
真由は
違うクラスで
「帰ろー。」と
迎えに来てくれたが、
私が
日直、掃除当番だと聞くと
私を置いて帰った。
(少しくらい手伝ってくれてもいいじゃん!)