第1章 やっと届いた。[黒バス・青峰]
「青峰くんは
さつきちゃんが好きなんじゃ・・・。」
「なんで俺が
さつきを好きってことになんだよ!」
「だって・・・。」
「はぁ。
俺が好きなのはさくらお前だ!」
私は
自分の耳を疑った。
青峰くんが
私の事が好き・・・?
だって
彼はさつきちゃんが好きで・・・。
頭が
追い付かない。
「・・・ほんと?」
「嘘でこんなこと言うか。」
「私も
あ・・・青峰くんの事が好き・・・。」
追い付かない頭でも
青峰くんが
好きって気持ちははっきりしていた。
泣きながら言う私を
青峰くんは
泣き止むまで
優しく抱きしめてくれた・・・。
諦めかけていた
この気持ち。
私は
諦めなくて良かった。
と思った。
(青峰くん
・・・大好き。)