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第4章 プロローグ 3


よかった。何とか誤魔化せた。
『じゃあ、次は君ね。』
未だにテンションの低いその人に自己紹介を促す。
「俺の名前は日向創だ………」
それだけ言うと、体操座りで俯いてしまった。
「ねぇ、君の才能は?」
狛枝くんが日向くんの顔を覗きこむようにしゃがんだ。
「才能、か。……どうしてだろう、思い出せないんだ」
『………え。』
どうしよう。記憶を掘り返す作業で失敗しちゃったのかな。
「記憶喪失? もしかして、ここに来た時のショックかな」
才能が思い出せないのか。こんなことなら資料をもっとよく見ておけばよかった。
と言うか、日向くんって見覚えないなぁ。
気のせいかな……。
『まぁ、不安だろうけど、その才能自体がなくなっちゃったわけじゃないでしょ?。もしかしたら思い出せるかもしれないし、今は気にせずに修学旅行を楽しもうよ。』
「……あぁ、そうだな」
表情的にはそんなに納得してなさそうだったけど、まぁいいや。









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