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第16章 chapter2 ⑤ トワイライト・シンドローム


図書館で十神くんが本探しをしているのを少し手伝ったり。
ダイナーで涼んでる九頭龍くんを、駐車場にいた唯吹ちゃんと一緒に軽くからかったり。
ドラッグストアにいた罪木さんに薬の説明をしてもらったり。
気が付けば3時を過ぎていた。
次の遺跡を見たら最後にして、もう帰ろうかな。
誰もいないけど、一応あの扉を確かめてみようと近付いた。
石造りの遺跡に取り付けられた、とっても重厚そうな金属の扉を手で擦る。
扉に描かれた『未来』の文字を何となく懐かしく感じた。
………みんなは元気かな?。
苗木くんや響子ちゃんに十神くん……それに葉隠くんとか朝比奈ちゃん、冬子ちゃん。
ごめんね。私がみんなを守れなかったせいで、君たちに嫌なものをたくさん見せちゃっただろうね。
私は頭上の監視カメラを見た。
きっと今も、現実世界から誰かが見てるはず。
大量のモニターの中の1つに、私の姿も映ってるんだ。
ごめんね、みんな。不甲斐なくて、本当にごめん。
でも、もう大丈夫だよ。
今度こそ、ちゃんとみんなを守るから。
絶対にもう誰も死なせないから。
だから、安心して待っててね。



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