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第39章 Chapter6 ⑦カムクライズル
強制シャットダウンの最中、気が付くと俺は見慣れない空間に立っていた。
上も下も分からないような、どこまでも続く白い闇。ただただ白く、広いのか狭いのかすら判別が付かない。
そんな場所で、よく見慣れた人物が遠慮がちにこちらを見つめていた。
希灯誉稀だ。
『……やぁ、日向くん。』
目の前に立つ希灯は微笑みとも困惑とも取れない複雑な表情で俺を見ながら、右手を少し上げて振る。
「希灯。無事だったのか……あ、いや……その………」
遺跡に入ってから強制シャットダウンをするまで居なかったから、姿を確認したことでついそう言ってしまった。軽率な発言をしたと口ごもると、希灯が眉尻を下げながら答える。
『気にしないで。全部私の意思でやったことだから。』
そう言うと、希灯は少しもじもじとした様子で俺に少し近付いた。
『そんなことより……少しいいかな?。最後にちょっと君に用があって……お願いが2つほど……。』
申し訳なさそうな顔で希灯が俺を見上げる。
『まずは……お疲れさま。今までよく頑張ったね。君たちの未来が輝かしいものになるよう、私も応援してるよ。』
言いながら希灯が右腕を差し出す。
その手を取って、握手を交わした。
『それでなんだけど……強制シャットダウンが終わったら、ウサミも千秋ちゃんも消えちゃうんだけどさ……もし現実世界でも私とのこの会話を覚えてたら、日向くんたちにやってほしいことがあるんだ。』
「やってほしいこと?」
握った俺の手を、もう片方の手で包みながら希灯が続ける。
『千秋ちゃんをもう一度生成してほしいの。』
「七海を……生成?」
眉を下げながら言う希灯に聞き返した。
『NPCの監視者はね、モノミちゃん……ウサミちゃんは元々そういうキャラクターとしてデザインされてるんだけど……千秋ちゃんの方はみんなの潜在意識から抽出された"頼れるリーダー"像を元に生まれたんだ。』
少し困った顔をしながら希灯が続ける。