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第37章 Chapter6 ⑤卒業試験
「けどよぉ、なら本物の希灯はどこに居んだ?」
「そもそも……希灯の現状やら希灯のした話やらはどこまでが本当なんじゃあ?」
終里がモノクマを睨みながら訊き、それに続いて弐大も戸惑った表情で問いかけた。
「今までの話は全部本当だよ。ウソなのは、ただボクが希灯さんに成りすましてたって点だけ」
「テメーに言われたって信じらんねーよ……」
悪びれることなく返された答えに、九頭龍が溜め息を吐きながら舌打ちをした。
「モノクマが希灯さんの偽者を出して、その希灯さんにボクらを卒業させようとして……」
「希灯おねぇもモノクマも、明らかに卒業を選ぶように誘導してたよねー」
「俺たちを「外の世界」に出すことが目的なのか」
「私達が卒業するとモノクマにメリットがあることが起きる……のかも。さっきの偽者の誉稀ちゃんも、そのための罠だったんだろうね」
訝しげな視線がモノクマに向けられていく。
「…………あーあ、見透かされちゃった。スケスケになるまで見透かされちゃった……」
俯き加減にモノクマがそう呟く。
「い、一体何の目的でわたくし達を外に出そうとしているのですか……?」
「おい、早いトコ白状した方が身のためだぞ……今なら半殺しで許してやるけど、さっさと吐かねーと全殺しだからな!」
「つーか、今すぐやっちまえ!そうすりゃ、この悪夢も終わりだ!」
拳を鳴らしながら終里が言うのを、左右田が急かす。
「暴力反対ー! これはそういうゲームじゃなくて、もうちょっと知的なゲームなんだけど!」
「何がゲームだ! そんなモンはもう終わりだッ!!」
そんな言葉に、抗議していたモノクマがピタリと動きを止める。
「このゲームが……終わる……? いやいや、まだ終わらせんよ……まだ"変身"すらしてないのに終われるわけないじゃん」
「……へ、変身?」
「ラスボス戦といったら変身が付き物でしょ? それではご覧に入れちゃおうか……第二形態も第三形態もすっ飛ばした……最終形態をッ!」
突拍子もない不可解なことをモノクマは高らかに宣言する。戸惑う一同を意に介すことなく、変身に移行するのであった。