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第29章 chapter5 ②ネズミー城


「いいよいいよ! こんなラッキースケベ、この島では君くらいしか起こせない奇跡だからね!」
罪木さんの下敷きになった花村くんは鼻息を荒くして嬉しそうだ。
「ひとまず日向と左右田をコテージに運ぶぞ。罪木、怪我がないかどうか診てやってくれ」
ペコちゃんが左右田くんを背負って歩き出した。
それに日向くんを背負った十神くんと救急セットを抱えた罪木さんが続く。
私達の内の何人かも後を追ってコテージに向かって歩きだす。
私は外からロビーの様子を窺った。
以前の時と同じように、受付の周辺が激しく損壊している。
爆発に巻き込まれたインテリアやゲーム機が焼けたり壊れたりしていて酷い有り様だ。
……千秋ちゃん、落ち込むだろうなぁ。
使い物にならなくなったゲーム機を惜しみながら、私はその場を離れた。
みんなと同じように日向くんと左右田くんのコテージに……と行きたい所だけどひとまず自分のコテージに戻ることにした。
全身が海水でビチャビチャになっているのをどうにかしなくては。
気絶した2人の様子見をしたいからとっととシャワーを浴びて着替えよう。










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