第14章 【BL】GW合宿SP!!!!〜synchro③〜
熱い吐息を感じると思ったら、唇が優しく重なった。僕の反応を伺うみたいに、触れるだけのキスを何度も、何度も。
黒「嫌がらねーの?」
少し驚いた顔で僕を見る。
月「、、、、、、、」
黒「なぁ、、」
月「、、、、はい」
黒尾さんは僕の髪を撫でると、今度はねっとりとしたキスをする。舌を絡ませられ、逃げようとしても捕まえられて、溶けてしまいそうなくらいキスをされた。
僕は少しづつ黒尾さんという麻薬におかされてゆく。
そんな気がした。
名残惜しそうに唇を離すと、
黒「安心したら眠くなってきた。」
と言って黒尾さんは瞼を閉じた。
月「ちょっと、僕は部活戻りますよ?」
黒「、、、5分だけ。」
そう言って僕の右手の小指を掴む。
何やってるんだろ、
こんなのオカシイのに。
こんな非効率的で、不確かな事はしょうに合わない。
こんなにもバカバカしいと思っているのに、僕はこの時間を愛おしいと思い始めてる。
5分だけですよ?
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10時になって、小休憩の時に黒尾と月島を見に保健室に向かった。
月島はともかく黒尾までなんで戻って来ないんだよ。
保健室のドアの前に立つと、黒尾の声が聞こえる。
ドアのガラス部分から中を覗くと、黒尾と月島が唇を重ねあっていた。
兎「、、、、なんだ、うまくいったんじゃん。」
俺はドアを開けずに体育館に戻った。
なんか心がチクチクして変な気分になる。
赤「あ、木兎さん、二人は大丈夫でした?」
兎「おー!なんか黒尾も体調悪いみてぇ。」
to be continued......