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路地裏の烏~HQ裏夢短編小説~【R18】

第14章 【BL】GW合宿SP!!!!〜synchro③〜


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部屋に戻っても、全然眠れなかった。

黒尾さんは言いたいこと言って気が済んだかもしれないけど、こっちは明日からどういう顔しろって言うのさ。本当に自分勝手すぎる。


山「ツッキーどうしたの?怖い顔して。」

月「、、、山口うるさい。」

山「ごめん!ツッキー!」


山口にまで心配されるし。

布団に入って、みんなが寝静まっても目が冴えてしまって全然眠れなかった。
黒尾さんの唇の感触と、あの声が頭から離れない。消してしまいたいのに、考えれば考えるほど、頭の中がいっぱいになっていく。

ほんと、迷惑すぎるんだけど。



朝起きるとひどい頭痛に襲われていた。

いつ寝たのか、どのくらい寝たのかもよくわからない。とにかくやけに身体が気だるくて朝食もろくに食べられなかった。


西「つきしまぁ!全然食ってねぇじゃねぇかー!そんなんじゃ昼までもたねーぞ!!」

山「ツッキー、大丈夫?」

月「僕、西谷さんと違って朝からバカみたいに食べられないんで。」

西「んだとぉー!この生意気な奴めぇー!!」


西谷さんにバシバシ頭を殴られて、頭がぐらんぐらんする。


午前のゲームの一発目は対音駒だった。
何コレ。誰かが仕組んでるの?

前衛に回ってくると、目の前に黒尾さんがいた。キャプテンらしくいつも通りに声出しをしてチームを引っ張っているこの人を見てると、昨日眠れなかった僕がバカみたいでイライラする。

なんだよ、あんな事しておいて何でもない顔して。結局本気じゃないんデショ、どうせ。ほんと、イライラする。




やっぱり朝食をあまり食べていないこともあって、身体が思うように動かなかった。

ブロックを飛ぶと、目の前が揺れて頭がガンガンして、身体が一瞬ふわりとしたかと思ったらり徐々に意識が遠のいていく感覚がした。


あれ、、、、なんかヤバかも、、、






バタンッーー!




日「うぉぁあ!?つ、つつつつきしまぁ!!?」

西「だからもっと飯食えって言ったんだー!」

澤「西谷、静かにしなさいよ!月島、大丈夫か?」


みんなの声が遠くなっていく、、、





、、、、、、ツッキー!


、、、ツッキー!




あ、黒尾さんの声。








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