第12章 【BL】【R18】GW合宿SP!!!!〜synchro②〜
そう言って俺の頭をガシガシと撫でて木兎は笑った。本当、こいつに言われるとなんか大丈夫な気がしてくるから不思議だ。
俺は木兎の肩にもたれた。
今度は頭をポンポンとされた。
さっきまで冷たかった指先が、緊張が解けてジワっと血液が巡って暖かくなる。
木兎は特に何にも言わずにスマホの画面を見て暇をつぶしていた。こいつの包容力ってなんなの?なんかちょっとムカつく。
ふと視線をズラして横顔を見ようとしたら、バチっと目が合って、その瞬間右肩を抱き寄せられて唇が重なった。
兎「、、、慰めてやろっか。」
黒「、、、、、ん。」
ギラッとした梟の目。
夜の鋭い瞳。
こいつとこういう事をするのは初めてじゃない。気付けば何度もキスをされてて、舌を絡ませ合っては、息が上がっていった。
唇を離すと、木兎は俺の手を引いて電気が消えて真っ暗な体育館に入り俺を押し倒した。
黒「っ、、、おい、っ!、、、」
兎「おまえ、キスだけで勃起してる。」
俺のジャージと下着を一気に脱がして、キスをしながら下の穴を指でなぞる。
あぁ、俺何やってんだろ。
自分に呆れる気持ちとは裏腹に、そこは木兎の指にほぐされて、だらしなく緩くなる。
兎「黒尾、力入れんなよ?久々だから、多分いてぇから。」
そういう事言うなよ。
俺が長く息を吐くと、木兎は自信を当てがって一気に挿入した。
中がバカみたいに苦しくて、自分で久々なんて言う割にはガツガツと打ち付けられて、俺は無意識に呼吸を止めた。
黒「くっ、、っ!、、いて、ぇ!、、っぁ、、!」
兎「きっつ、、っ!、、、気持ち良かったら、ツッキーに、、悪いだろっ、、、くっ、、」
あぁ、そうだな。
自分で張り裂けんばかりにそそり勃ったソレを上下にしごく。
天井のガラス張りになってる所から月明かりがぼんやりと差し込んで、星が白く光ってるのが見える。
頭の中であの嫌味な表情とか、
つれない言葉が浮かぶ。
いてぇよ、、、、ほんと
to be continued.....