第23章 【R18】6/10岩泉一HB 〜君が望むなら〜
『ん、、、おいかわく、、だめ、、、、、声出ちゃうよ、、、』
「もう出てるじゃん!、、、すっごい気持ち良さそうな顔、、」
『だって、、、おいかわくんの、、きもちい、、、、」
「ほーんと、見かけによらず変態なんだから、、、まぁそういうところがいいんだけどね?」
部室の扉のドアノブに手をかけた俺は、その声を聞いてとっさに手を引っ込めた。
中から聞こえてくるのは、俺がよく知ってる二人の声。
クソッ、、、、!
あの時のドアノブの冷んやりとした冷たさを俺は今でも忘れない。
そして今、俺はあの時と同じ場面にまた出くわしている。
デジャブかよ、、、ふざけんなっ、、、、
松「でさー、初風俗を果たしたわけですよ。」
花「えー金払って抜いてもらうのってどうなのー。」
及「まっつんて高校の時から女の子に困ってないのになんで風俗なのさ!まぁ、及川さんの方がモテるけどねー☆」
松「恋人セックスとはちげーの。てか及川、何気に自分の自慢したべ。」
花「でもさ、風俗って地雷っつーの?なんか怪物見たいの出てくるってなんかで見たことある。」
岩「んなのどこで見るんだよ。」
松「自称24歳の綺麗系だったな。でも最後に聞いたら人妻だって言ってた。あれぜってー24じゃねーわ。めちゃくちゃ身体エロかったもん。」
年に一度の年始のバレー部の同窓会。
久しぶりに集まった俺たちは、酒の勢いも借りて、そんな風俗談義に花を咲かせていた。
及「ねぇ、ちょっと綾瀬ちゃん戻ってくるの遅くない?俺探してくるよー!」
そう言って及川が席を立った。
花「あいつかなり飲んでたよなー。トイレにたどり着けずにそのへんでへばってたりしてな。」
松「なんか顔蕩けててエロかったよな。」
及「ちょっと!大切なみんなのマネージャーをそういう目で見ない!!」
10分後、男子便所に行った俺は、こう思う。
なにがみんなのマネージャーだよ、
クソが、、、、