第13章 支配者の時間
殺せんせー「「「さて、始めましょうか」」」
…………何を、だ?
今の状況を説明すると…何故か分身している殺せんせーが、
それぞれの教科が書いてある鉢巻きを巻いて、俺達の前にたちはだかって
いるのだ。
殺せんせー「学校の中間テストが迫って来ました。」
殺せんせー「そうそう」
殺せんせー「そんなわけで、この時間は」
殺せんせー「高速強化テスト勉強をおこないます。」
一々殺せんせーの分身が別れて話すから、めんどくせぇ!!
殺せんせー「先生の分身が1人ずつマンツーマンで、それぞれの苦手科目を
徹底して復習します。」
マジかよ!?…で、俺の科目は…国語、か。
正直そこまで苦手ってわけじゃねぇんだけど、まあいっか。
そしてちらっと横を見ると、竜馬についている殺せんせーの鉢巻きが
NARUTOだった。
光「ぶはっ!な、なんで竜馬の鉢巻きだけNARUTOなんだよ!?」
と、俺についている殺せんせーに聞くと
殺せんせー「ああ、彼は特別コースで、苦手科目が複数ありますからねぇ
さ、光さん。始めましょうか」
ははっ、マジか…大変だな、竜馬も。
光「はーい、せんせー。」
そして、俺の中間テスト対策が始まった。