第2章 転校してきたワケなんだが…
それから、E組の皆と仲良くなった。
特に茅野ちゃんや渚と!
2人ともなんかかわいいんだよな…。
放課後、渚と帰っていた。家が結構近くだったんだよな。
渚「そういえば、高瀬さんってさ…」
光「光でいいよ。」
渚「あ、じゃあ光はなんで僕らE組を差別しなかったの?」
そんなに不思議な事か?
光「少し成績が違うくらいで、見下す奴らの方がよっぽどおかしい。
だって、俺達は同じ人間だろ?」
そう言って、渚に笑いかけると、渚は少し顔を赤くし、目を逸らした。
光「なんだ、なんだ~?俺の美貌に見とれたのか~?」
と、ニヤニヤしながら聞くと…
渚「………。」
渚は無言で俯いた。
光「あ、図星なのか?」
そう言うと、渚は更に顔を赤くした。
光「そうか、そうか~。まぁ、気持ちはわかる。
だって、俺は美しいもんな~!」
渚「なんか光のそういうところ、ある意味尊敬するよ。」
と、すごく冷めた目で言われた。
な、なぜだ!?